Captain Drake/ドレイク船長
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Sir Francis Drake Boulevard(サー フランシス ドレイク ブルバード) というマリン カウンティの東西を走る道路があります。
西はポイントレイズの灯台の入口、東はサンラファエルのリッチモンドーサンラファエル ブリッジの手前。 約43マイル(約69キロ)。 この道路には歴史上有名な人物、フランシス・ドレイク(Sir. Francis Drake)の名前がつけられています。 その昔、イギリスにフランシス ドレイク(Francis Drake/1543年頃〜1596年)という海賊がいました。 ドレイクはパイレーツ(海賊)じゃないよ!!と、うちの次男がうるさいので説明します。 |
青い線がサー フランシス ドレイク ブルバード
赤い線がドレイクス ビーチ |
彼はイギリス政府に雇われているわけですから、航海の途中に敵国スペインの船とか、西インド諸島などのスペインの植民地をことごとく襲撃して財宝を奪い取りました。
イギリスに帰港後、時の女王陛下エリザベス1世にその戦利品を献上します。 スペインの艦隊をやっつけてくれるわ、奪い取った財宝は献上してくれるわで、サーの称号と海軍提督の地位が与えられます。 ドレイク船長はイギリスでは英雄、スペインでは大悪党だったわけです。 |
海賊と言えばパイレーツ(pirate)ですが、
ドレイク船長はプライヴェティアー(privateer)。 プライヴェティアーというのは、政府に雇われた合法的な海賊のことで、辞書には私掠船(しりゃくせん)と載っています。 大英帝国に正式に雇われている海賊です。 で、元パイレーツで、その後プライヴェティアーになったドレイク船長率いるゴールデンハインド号(Golden Hind)とその艦隊は、 1577年イギリスを出発し→大西洋→マゼラン海峡→太平洋→モルッカ諸島→インド洋→喜望峰→イギリスに帰国。 |
この海岸線に続く崖が、祖国イギリスのThe White Cliffs of Dover(ドーバーの白い絶壁:左下の写真)に良く似ているということで、Nova Albion(ノヴァ アルビオン:新しい白い大地)と呼ばれるようになりました。
そして、現在ではドレイクス ベイ(Drakes Bay)、そこに広がる砂浜はドレイクス ビーチと呼ばれています。
ちなみに、西インド諸島からタバコを、南アメリカからジャガイモをヨーロッパに初めて持ち帰ったのが、このドレイク船長だと言われています。
この航海でマゼランに次いで二番目に世界一周航海を果たしたことになります。
ブリタニカのサイトに詳しく掲載されていました→こちら
そして、現在ではドレイクス ベイ(Drakes Bay)、そこに広がる砂浜はドレイクス ビーチと呼ばれています。
ちなみに、西インド諸島からタバコを、南アメリカからジャガイモをヨーロッパに初めて持ち帰ったのが、このドレイク船長だと言われています。
この航海でマゼランに次いで二番目に世界一周航海を果たしたことになります。
ブリタニカのサイトに詳しく掲載されていました→こちら
サンアンセルモという町には、サー フランシス ドレイク ブルバード(Sir Francis Drake Boulevard)という道路以外に、サー フランシス ドレイク 高校(Sir Francis Drake High School)まであります。
マスコットはもちろんパイレーツ。いやプライヴェティアーなんだけど.....。
ちなみに、サンフランシスコにはサー フランシス ドレイク ホテルというのがあります。
マスコットはもちろんパイレーツ。いやプライヴェティアーなんだけど.....。
ちなみに、サンフランシスコにはサー フランシス ドレイク ホテルというのがあります。
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